自分から先に声をかける

📖 『クラスでいちばん人気者になる!だれとでも仲よくなれる「好感度」の魔法50』
ー 第1章:まわりの人を笑顔にする「あいさつの魔法」 ー
\ 毎日がもっと楽しくなる、すべての小学生へ贈るヒント /
自分から先に声をかける
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自分から先に声をかける

クラスのみんなと、もっと仲よくなりたい。そう思ったことはありませんか? 「でも、自分から話しかけるのは、なんだかはずかしいな」「相手がどう思うか、ちょっとこわいな」と、足が止まってしまうこともあるかもしれませんね。

実は、クラスでみんなから愛される「人気者」には、とっておきの秘密があります。それは、「自分から先に声をかける」という、とってもシンプルな習慣です。たったこれだけで、あなたのまわりには、いつも温かい空気が流れるようになります。

「あいさつ」は、心のドアを開ける合言葉

心理学には「返報性(へんぽうせい)の原理」という言葉があります。これは、人は何かをしてもらうと「お返しをしたい!」という気持ちになる、という心のしくみのことです。

たとえば、あなたが誰かに「おはよう!」と笑顔で声をかけたとします。すると、言われた相手は「あ、あいさつしてくれた! 自分もあいさつを返さなきゃ」という気持ちになりますよね。この「お返しをしたい」という気持ちが、二人のあいだに小さな橋をかけます。

自分から声をかけることは、相手に対して「私はあなたと仲よくしたいですよ」「あなたを大切に思っていますよ」というメッセージを送ることと同じなんです。自分から心のドアを少しだけ開けるからこそ、相手も安心してドアを開けてくれるのです。

「待つ」のではなく「自分から」が魔法のスタート

社会言語学では、会話のきっかけをどちらが作るかによって、その後の関係が大きく変わると言われています。自分から声をかけることは、ただのあいさつ以上のパワーを持っています。

  • 「おはよう」のひとことで、一日が明るくなる
    朝、教室に入ったとき、だれかと目が合ったらチャンスです。小さな声でもいいので「おはよう!」と言ってみましょう。相手の表情がパッと明るくなるのがわかるはずです。
  • 「係の仕事」のときこそ、声をかける
    黒板消しやプリント配りなど、係の仕事でだれかと一緒になったとき。「これ、手伝おうか?」「いつもありがとう!」と声をかけてみてください。仕事がスムーズになるだけでなく、相手との距離がグッと縮まります。
  • 休み時間に、本を読んでいる友達に
    ひとりで本を読んでいる友達のそばを通るとき、「それ、おもしろい?」と声をかけてみてください。相手は「話しかけてくれてうれしい!」と感じるはずです。

「はずかしい」を乗りこえる、3つのステップ

「そうはいっても、やっぱりドキドキする!」という人のために、今日からできる練習法を教えますね。

  1. まずは「目」を合わせることから
    いきなり話しかけるのがむずかしければ、まずは相手と目が合ったときに「ニコッ」と笑ってみましょう。これだけで「私は敵じゃないよ」というサインになります。
  2. 「あいさつ」+「一言」を足してみる
    「おはよう」のあとに、何かひとつだけ足してみましょう。「おはよう! その筆箱、かっこいいね」「おはよう! 今日の給食、カレーだね!」これだけで、会話がぐんと弾みます。
  3. 「失敗してもいい」と心に決める
    もし相手が気づかなかったり、小さな声で返ってきたりしても、落ち込む必要はありません。相手には相手の事情があるだけです。あなたが勇気を出して声をかけたこと自体が、最高にすてきなことなんですよ。

自分から声をかけると、世界が変わる

自分から先に声をかけると、不思議なことが起こります。あなたのまわりに、笑顔の人が増えていくのです。あなたが誰かに声をかけることで、その人もまた、別の誰かに優しくなれる。そんな「笑顔のバトン」がクラス中に広がっていきます。

人気者になるために、無理をして面白いことを言う必要はありません。ただ、自分から「おはよう」「ありがとう」「すごいね」と言える人になる。それだけで、あなたはクラスでいちばんの、温かい存在になれるはずです。

さあ、明日の朝、教室のドアを開けたら、勇気を出して誰か一人に「おはよう!」と声をかけてみませんか? その小さな一歩が、あなたの学校生活を、もっともっとワクワクするものに変えてくれるはずですよ。

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