「楽しく飲んだ翌日、頭がガンガン痛い…」 「チューハイを飲んだら、すぐにズキズキしてきた…」
お酒による頭痛は、アルコールの分解途中で発生する毒素(アセトアルデヒド)によって血管が拡張することと、強い利尿作用による脱水症状が主な原因です。
今回は、そんな辛い頭痛を少しでも早く和らげるための「正攻法の対処法」と、知っておくと便利な「裏技」を分かりやすく解説します。
早く治すための「正攻法」3選
まずは、基本となる確実な対処法です。体がアルコールを分解するのを助け、ダメージを回復させます。
1. 経口補水液やスポーツドリンクで水分補給
お酒を飲んだ後の体は、極度の「水分不足」と「ミネラル不足(電解質異常)」に陥っています。ただのお水よりも、体に吸収されやすい経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクを少しずつ、たっぷりと飲みましょう。血中のアルコールや毒素の濃度を薄め、尿として排出するのを促します。
2. 胃に優しいものを食べてから「鎮痛剤」を飲む
どうしても痛みが我慢できない場合は、市販の頭痛薬(ロキソプロフェンやイブプロフェンなど)に頼るのも一つの手です。 ただし、お酒で胃が荒れている状態の空腹時に飲むと、さらに胃を痛める原因になります。ゼリー飲料やうどん、バナナなど、少しでも胃に食べ物を入れてから服用してください。 ※アセトアミノフェン系の鎮痛剤は、アルコールと一緒に代謝される際に肝臓に負担をかけるため、お酒が残っている時は避けるのが無難です。
3. ひたすら安静にして「睡眠」をとる
アルコールとアセトアルデヒドを分解してくれるのは「肝臓」だけです。横になって安静にすることで、肝臓に血液が集まりやすくなり、分解作業の効率が上がります。水分をしっかり摂った後は、部屋を暗くして眠るのが一番のクスリです。
身近なものでできる!頭痛を和らげる「裏技」4選
薬やスポーツドリンクが手元にない時や、今すぐ少しでもラクになりたい時に使えるライフハックです。
1. ブラックコーヒーを飲む(カフェインの力)
ズキズキとした頭痛は、血管が拡張して周囲の神経を圧迫しているために起こります。コーヒーや緑茶に含まれる「カフェイン」には血管を収縮させる作用があるため、痛みをスッと和らげてくれる効果が期待できます。 ※注意点:カフェインには利尿作用もあるため、必ず「コーヒーと同じ量のお水」をセットで飲むようにしてください。
2. ハチミツを舐める(果糖の力)
ハチミツや100%フルーツジュースに含まれる「果糖(フルクトース)」には、アルコールの分解スピードを早め、低血糖状態を改善する働きがあります。白湯にハチミツをスプーン1杯溶かして飲むと、胃腸も温まり一石二鳥です。
3. トマトジュースを飲む(リコピンの力)
実は、トマトジュースとお酒を一緒に飲むと、血中のアルコール濃度が下がりやすくなることが科学的に証明されています。トマトに含まれるリコピンやクエン酸、水分がアセトアルデヒドの分解を強力にサポートしてくれます。
4. 痛む場所(おでこやこめかみ)を冷やす
ズキズキと脈打つような痛みがある場所を、氷のうや冷却シート、冷やした濡れタオルなどで直接冷やしましょう。物理的に血管を収縮させることで、神経への圧迫が和らぎ、痛みが軽減されます。逆に、お風呂に入って温めると血管がさらに広がり、痛みが悪化するので絶対に避けてください。
まとめ
お酒による頭痛が起きてしまったら、まずは「水分補給」と「安静」を最優先にしてください。その上で、コーヒーのカフェインやハチミツの果糖など、身近な食品の力を借りる(裏技)のが効果的です。
一番の対策は「頭痛になるまで飲まないこと」ですが、もしもの時のために、経口補水液やトマトジュースを冷蔵庫にストックしておくことをおすすめします!
